実家ではそんなにパソコンは使わなかったので、家族共用でした。
私がそのときにパソコンを使う用途といえば、携帯のデータを保存するくらいで、そんなに使用頻度は高くありませんでした。
ですが、この共用というのが厄介で。
使いたいときに別の人が使っていたり、妹の保存している画像が私のフォルダに入り込んできたり、iphoneが別の家族の内容に書き換えられたりしました。
あーいやだいやだ、とは思っていたものの、そんなにパソコンを使うわけではない。
だから自分専用に買うのはもったいない。
そんなときに結婚が決まりました。
2016年の新婚当時「パソコンはないと困るかな」、そんな程度の気持ちでとうとう自分のパソコンを買うことにしたのです。
ちょっと失敗?パソコン購入まで
私がパソコンに求めることはシンプルでした。
- officeが入っていること
- 動画作成が行えること
この2点のみ。
パソコンを自分用に購入するということで、家での仕事も増やそうと思っていたので、officeが入っていることは必須条件でした。
また、結婚式で流すために自己紹介ムービーを作ろうと思っていたので、動画作成も行えるものを。
その条件だけ提示して近くの家電量販店に行きました。
今思うと予算も決めていくべきでした
すると、店員さんは真っ先にこのパソコンを紹介してくれました。
それがdynabook T55 T55/UR PT55URP-BWAです。
15.6型(インチ)の大画面ノートパソコンです。
値段ははっきり覚えていないのですが、大体14万円くらいだったかと記憶しています。
その他に紹介されたパソコンは、韓国のブランドだったり、名前を知らないメーカーのものでした。
その当時、私は「パソコンは日本の名前を知ってるメーカーがいい」くらいにしかパソコンに対しての思い入れがなかったのです。
なので、紹介された中で唯一名前の知っているメーカー東芝のDynabook。
じゃあこれにします、とこのパソコンに決めたのです。
完全に下調べ不足な私ですが、その店頭で何度も店員さんに確認しました。
このパソコンは動画作成はできますか?
そうすると、プロが使うようなソフトを使わないのであれば問題なく作成できますよ、と言われました。
プロが使うようなソフトなんて使用しないし、今後も使うことはないだろうと思っていたので、「じゃあ問題ないか」と思いこのパソコンを購入したのです。
初めて行った家電量販店で、即決。
見に行って30分後にはレジです。
なんて簡単な客だ、と思われたことでしょう。
ノートパソコンのくせに
このパソコンの残念ポイントは、重い、とにかく重いということ。
薄型なのですが、重いです。
ノートパソコンのくせに、なんでこんなに重いんだ。
その重さ2.3㎏。
2Lのペットボトルよりも重いんですよ。
夫に、このパソコンなんでこんなに重いの?と聞かれて、知らんわ!こっちが聞きたいわ!と喧嘩になったくらい重いです。(笑)
なので、外に持ち運んで作業することは正直難しいです。
たまにカフェで仕事をしたい、と思っても、パソコンが重いので断念しています。
逆にカフェ代の節約にはなりますが。
家で作業する分には何の問題もありませんが、ノートパソコンなんだからもっと軽いものにしたらよかったな~とすこし後悔しています。
あと、メモリが4GBしかないです。
(こんなに重いのにメモリも少ないってどういうことだ。)
購入してから、動画作成には8GB以上をオススメする、というネット記事を見て、失敗した!と思いました。
ですが素人の動画作成には4GBで十分だったようで、不満なく動画作成できています。
調べてみると、ネットやメール、レポート作成、動画視聴や音楽鑑賞などを行うのには4GBで十分だそうです。
結婚式を行う際には招待状を作ったり、席札を作ったりしましたが、そういうことにも問題はありません。
なので、私はこのパソコンで仕事をする際もストレスなく使えています。
おすすめポイントはココ
このパソコンのいいところは、液晶が綺麗なところです。
解像度がフルHD の(1920×1080)です。
わざわざこのパソコンで見たいな、と思うくらい映像が綺麗なので、子どもの動画をこのパソコンで見返すこともしばしば。
結婚式のオープニングムービーをはじめ、自己紹介動画、友達の余興動画と、散々このパソコンで動画を作成してきましたが、映像が綺麗なので作成するテンションがあがります。
また、キーボードと背面の赤が、ちょっと暗めの赤で好きな色なんです。
かっこよくないですか。
他のパソコンのほとんどが白や黒なのに対して、この鮮やかな赤が素敵です。
節約家の私が14万もするこのパソコンを初見で購入したのは、正直このパソコンの見た目でした。
この赤にビビッと来てしまったのです。
次買うなら…
このパソコンには、初期の状態で東芝のアプリが大量に入っています。
もう削除してしまったので、どれくらい入っているかはお見せできないのですが、デスクトップの半分くらいを占めるくらいのアプリが入っていたと記憶しています。
アンインストールしたいのですが、パソコン初心者の私にはどれをアンインストールしていいかわからず。
そうこうしているうちにパソコンの起動に5分以上かかるように。
しかも使用中もよくフリーズするようになりました。
4GBしかないのにアプリが大量にあったら、そりゃあフリーズもしますよね。
これはこのアプリのせいで重くなっているのでは?と思い、知り合いでパソコンに詳しい人に頼んで、いらないアプリをことごとく削除してもらいました。
するとボタンを押すとすぐに起動。
今回起動するまでの時間を測ってみると、電源ボタンを押してから9秒で起動しました。
使用中もフリーズすることはなくなりました。
この経験から、次パソコンを買うときは初期のアプリがあまり入っていないという点も選ぶポイントにしたいなと思っています。
正直に言いますと、購入した2016年に戻れるとしたら、このパソコンをもう一度…
ごめんなさい、買いません!(笑)
というのも、その当時はあまり考えていなかったのですが、外に持ち運んで作業がしたいからです。
テレワークもスタンダードになってきているこの時代。
ノートパソコンはやはり持ち運べたほうがいいですからね。
でも、このパソコンが半分の大きさで半分の重さなら、高くても購入します!
Dynabookの今販売されている商品には14インチ以下のものも販売されています。
しかも、この気に入っている赤もあるんです!
ちょっと見に行ってみようかな、なんてこのレビューを書きながら思っています。
まとめ
このパソコンに対して総じて文句が多いと思われたことでしょう。
しかし、それは完全に私がパソコンに求めていることをあまり考えずに購入したから。
持ち運びができない点を除いては、不満なく使えています。
結婚式に参加するたびにオープニングムービーや余興の動画作成を頼まれる私。
これまでこのパソコンで作成した動画は30を超えます。
出来上がる度に、依頼された人にこのパソコンで動画を見せているのですが、「すごく綺麗にできてる!」と喜んでもらえます。
今度は妹の結婚式で流す動画の作成を頼まれています。
その時にもこのDynabookが役立つことは間違いなしです。