私が、現在使っているPCは、DELLのOptiPlex3050マイクロという、デスクトップ型です。
この機種と付き合い始めてから1年ちょっとが経ちました。
元々、文系アナログ人間で、PCを使いこなしている、とはとても言えない。
PCの基本スペックについての知識に乏しい。
そんな私がPCに求めるもの、といえば、処理速度が速いこと、本体がコンパクトであること、の2点のみでした。
だから、さくさく動いてくれるノート型PC、というものが理想だったのですが…。
1年ほど前に、新たに買い替えたのは、またしてもデスクトップ型の、OptiPlexマイクロでした。
ただ、このPCを使っていて、今のところ、それほど不満はないのです。
それはどうしてなのか、自分なりに整理してみました。
OptiPlexマイクロを購入する前
このPCよりも前に使っていたのは、夫のお古のデスクトップ型でした。
メーカーについては、もう覚えていません。
その本体をダイニングテーブルの下に置いて、モニターとキーボードはテーブルの上に出しっ放し。
当時の私がいちばん嫌だったのは、それらの設置場所でした。
ご存じのように、PCって、本体にも周辺機器にもとにかくホコリがたまりやすいですよね。
だから、こまめにホコリを払う必要があるのですが、
- 本体をきれいにするためにいちいちかがみこんで、テーブルの下に手を伸ばさなければならない
というのが面倒でした。
また、
- テーブルの下に掃除機をかけるときに、PCに掃除機をぶつけないように注意を払わなければならない
という点にもちょっとイライラしました。
そのくらい、どうってことない手間でしょ、という方も多いでしょう。
が、家事の中でも特に掃除が嫌いな私にとっては、かなりのストレス要因だったのです。
こんな状況だったので、もしPCを買い替えることになったら、絶対にノートPCにする、と心に決めていました。
ノート型なら本体・モニター・キーボードが一体だから、机の下に何も置かなくていい。
それから、使わないときには、引き出しなどにしまっておけるので、ホコリもかぶりにくい。
だから、ノートPCがいい、と思っていたのです。
ついに、PCを買い替える時が来たが…
そうこうするうちに、引っ越しが決まり、それを機にPCを買い替えることになりました。
理由は、
- 使用中のPCは、購入後、4,5年経過していたこと
- OSが未だにwindows7であり、そのサポート体制がまもなく終了すること
の2点でした。
これでやっと憧れのノート型PCが手に入る、と密かに喜んでいたのですが、夫はこの願いをあっさり却下。
処理速度の速いノートPCになると、値段がぐっと高くなる、引っ越しで予想外の費用がかかったから、今は金欠、とのことでした…。
こんな風に、ノートPCが夢と消えた今、もう、処理速度さえ速ければ何でもいいや、とふてくされていた私。
そんな私のために夫が選んだのが、OptiPlexマイクロでした。
この機種のメーカーであるDELLは、創業当初から、受注生産(BTO)システムと、メーカーによる直販体制を採用しています。
そのため、一般に、同等のスペックを持つ他社の製品よりも価格が安くなります。
また、直販サイトで購入する際、カスタマイズ・オーダーができるため、PC中級者以上の方に人気です。
それでは、ここで、OptiPlexマイクロの基本的な性能について見てみましょう。
OptiPlexマイクロの基本スペック
OS : Windows 10 Pro (64ビット)
プロセッサ : インテル® Core™ i5-6500T プロセッサー (クワッド コア, 6MB, 4T, 2.5GHz, 35W)
メモリー : 4GB 1×4GB DDR4 2666MHz 非-ECC
ストレージ : 500GB 2.5インチ シリアル ATA(7,200Rpm)ハードドライブ
光学ドライブ:無し
モニター:無し
キーボード:デル エントリーキーボード KB216 ブラック(日本語)
マウス:Dell USB 光学マウス-MS116- ブラック
ポート : 4 USB 3.0(前面 x2/ 背面 x2 )
:2 USB 2.0(背面 x2 / 背面 SmartPower 対応)
:1 RJ45
:1 DisplayPort 1.2
:1 HDMI 1.4
:1 UAJ
:1 ライン出力引用元:https://www.dell.com/ja-jp/work/shop/%e8%a3%bd%e5%93%81%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba/optiplex-3050%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad/spd/optiplex-3050-micro/ao3050mff
以上が、カスタマイズ無しの標準装備で、2019年8月22日現在、130,200円(税抜き・配送料込)となっています。
それから、私にとって大切な要素である、本体の大きさについては、
- 高さ: 18.2 cm x 幅: 3.6 cm x 奥行き: 17.8 cm
- 重さ: 1.18 kg
かなり小さいですよね。
外付けのDVDドライブよりも一回り大きい程度ですから、机の上に置いてもさほど場所をとりません(上の写真で、モニターの右側にあるのが本体)。
OptiPlex3050マイクロを使ってみての感想
不満だった点
このPCが私の元にやってきた当初、不満に思ってのは、処理速度が遅く、さくさくとは動いてくれなかったことです。
ただ、これは、4GBというメモリーの容量が小さかったためでした。
そこで、すぐにメモリーを8GBに。
そうしたら、さくさくと動いてくれるようになり、イライラもあっさり解消しました。
なお、この機種を使い始めたころは、DVDドライブが別付けなので、それが少し気になりました。
本体がもう少しだけ大きくていいから、光学ドライブも内蔵されていれば、見た目がすっきりするのに、と思ったのです。
ただ、考えてみれば、私がDVDドライブを使うことは滅多にないので、普段は、取り外してしまっておけばいい、ということに気づいて、この問題はなくなりました。
気に入った点
これはもう何といってもこの機種の本体のコンパクトさです。
私の以前の不満をかなり解消してくれました。
つまり、本体を、キーボード・モニター・マウスとともに机の上に置くことができるようになったので、ホコリも簡単に取れるし、床の掃除も楽になったのです。
おかげで、ノート型PCをそれほど欲しいと思わなくなりました。
そう思うようになった背景には、友人のノートタイプを触らせてもらった、という事情もあります。
デスクトップ型と違って、モニターとキーボードの距離が決まってしまっている点に不便さを感じたのです。
そうすると、今は、このPCに対して100%満足しているかのようですが、そういうわけでもないんです。
まだ、買い足したいものがあるんです。
買い足したいものとは
引用元:https://www.laptopsdirect.co.uk/dell-optiplex-3050-core-i3-7100t-4gb-128gb-ssd-windows-10-pro-desktop-mfxx8/version.asp
それは、別売りのモニターです。
上の画像のように、このOptiPlexマイクロには、あのコンパクトな本体を後ろにセットできるモニターがあるんです。
このモニターを使えば、机の上がさらにすっきりしますよね。
だから、ぜひ、このモニターを手に入れたい、と考えています。
まとめ
ここまで、OptiPlex3050マイクロについての感想をお話してきました。
今のところ、PCを持ち歩く必要がない。
そんな私にとって、本体がとても小さいこの機種は、かなり満足のいくものでした。
もちろん、今でもスタイリッシュなノート型PCが欲しい、という気持ちもありますけれどね。
でも、それは、映画やテレビドラマに影響された、単なる憧れ、だけのように思います。
当分の間、このPCとのお付き合いが続きそうです。