「おぉ、これがMacですね。」
理工系大学の学生だった私に、若手研究員が紹介してくれたパソコン、それがApple社製「Macintosh Ⅱci」
Macと私との運命的出会いの瞬間です。
1980年代後半はパソコンと言えば「98」、NEC製PC9800シリーズの全盛期でした。
そんな中、エイリアン的パソコンであるMacとの出会いはものすごく衝撃的。
その時のことは今でも鮮明に覚えています。
シンプルながらも美しい外観、プログラム言語を知らなくても直感で使える操作性の良さ、うっとりするほど美しいフォント、更にはタイピング時の打音までも美しいキーボード。
私は一発でMacに一目惚れ、Appleワールドに落ちてしまったのです。
お仕事のため、やむなくWindowsパソコンに浮気していた時期もありましたが、Macに出戻って十数年。
パソコンはもちろんのこと、スマホ、タブレット、スマートウォッチに至るまでAppleさんのワナに喜んで引っかかっている私です。
そんな私が今現在、妻よりも見つめ合っている時間が長いのが「MacBookAir」2017年モデル。
使う度に私をワクワクさせてくれる、お気に入りのノートパソコンです。
Macファンの同志はもちろんのこと、Macを使ったことのないあなたへ、iPhoneは持っているけどパソコンはWindowsを使っているあなたへ、MacBookAirの魅力をご紹介しましょう。
MacBookAir2017との物語
MacBookAir2017モデルは、私がWindowsパソコンから大好きなMacに戻って3台目のApple製パソコンになります。
1台目はディスクトップ型のiMac、そのうちモバイルでも使いたくなって2台目としてMacBookAirへお乗り換え。
そして3台目が、今現在使用しているMacBookAir2017年モデルになります。
同じモデルを2世代連続で選ぶほど、私はMacBookAirにぞっこん惚れ込んでいるのです。
Macの次もMac!決断に迷いなし
Apple社製品が大好きな私は、家電量販店へ出向くと必ずと言っていいほどAppleコーナーに立ち寄ってしまします。
既に持っていて、検討する必要が全くないにもかかわらずですから、我ながら笑っちゃいます。
もはや自分ではどうしようも出来ない依存症の領域かもしれません。
2019年3月、家電量販店を訪れた私は、いつもの”クセ”で気づけばAppleコーナーにいました。
Macノートの最高性能モデルMacBookProの操作性を楽しみつつ、たまたま目にしたのがMacBookAirの価格表。
それを見て、さらに凝視してしまいました。
ん、1万円も安い!?
しかも、下取り価格は通常より1万円アップ
Apple社のパソコンは、激安がお得意の家電量販店においても、Apple社の公式ホームページと同一価格、つまり定価販売。
値引きやポイント増額キャンペーンなど、ほとんどありません。
ブランドバックのように、いつでもどこでも同一価格、それがMacパソコンの特長の1つ。
その時使っていたMacBookAirの動作速度がちょっと遅く、気になりかけていた私は、そのお得情報にビビッと反応。
すぐに店員さんを探し、詳しい話を聞くとカラクリが分かりました。
価格が安くキャンペーンになっていたのは、MacBookAirの旧モデル。
いわゆる在庫品処分だったのです。
あえて2017年モデルを選んだ理由
一度は盛り上がったテンションが、しぼみかけましたが、旧モデルとは言えめったに無いMacのお得価格。
なかなか、あきらめることが出来ません。
新旧両方のMacBookAirを見比べること1時間。
私はあえて2017年モデルの購入を決意したのでした。
光るリンゴマークとはノートパソコンのフタ、天板に真ん中にあるApple社のロゴマークのこと。
2017年モデルまではバックライトで光る仕様に、最新モデルではこのリンゴマークがミラーになったため、キラキラはしてますが光りません。
カフェなんかで、リンゴマークを光らせてパソコンしている人、何だかカッコイイですよね。(それ私なんですが…)
最新モデルでは、この光り物がなくなっており、見栄えも重視する私は旧モデルの光るリンゴマークを選びました。
ただ、この光っている姿は画面の向こう側、つまりパソコンを使用している自分は全く見えないのがオチであります。(笑)
新しいパソコンを買うとなると、ついつい高スペックを求めがちになりますが、冷静に使用目的を考えるのがカシコイ消費者。
私の場合、CPUに負荷がかかるゲームや動画編集を趣味としておらず、パソコンでやっていることは、文章作成やネットサーフィン、ちょっとした画像編集が中心。
ということは、必ずしもハイスペックを求める必要なし、ということで旧モデルを選びました。
パソコンはある日突然壊れます。
今まで使用したApple社製パソコンでは幸いなことに経験してませんが、Windowsパソコンでは故障による買い替えを3台も経験しております。
大切なデータのバックアップは必須です。
私の場合、バックアップは外付けハードディスクにしており、USB接続端子はタイプA。
2017年モデルのMacBookAirは、USB端子タイプAを左右両側面に1つずつ装備。
一方、最新型モデルに搭載のUSB端子は、タイプCで左側に2個、しかも1個は電源で使用するので実質は1個のみ。
もちろん、別売の拡張アダプターなどで拡張対応は可能ですが、面倒くさがり屋の私は、今まで通りサクッとUSBタイプAを接続できる2017年モデルを選択しました。
必ずしも新モデルが最適ではなく、場合によっては旧モデルの方が自分にとってのベストチョイスになる。
あなたのパソコン選びの時も参考にして下さいね。
2017年モデルのスペックを紹介
それでは、私が選んだMacBookAir2017年モデルのスペックを2020年の最新モデルと比較してご紹介しましょう。
私が選んだ 2017年モデル |
最新の 2020年モデル |
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ディスプレイ | 13.3インチ(対角) 1,440 x 900ピクセル |
13.3インチ(対角) 2,560 x 1,600ピクセル |
プロセッサ | 1.8GHzデュアルコアIntel Core i5、3MBL3キャッシュ | 1.1GHzデュアルコアIntel Core i3、4MBL3キャッシュ |
ストレージ | 8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ | 8GB 3,733MHz LPDDR4Xオンボードメモリ |
バッテリー | 54Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧 |
49.9Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 最大11時間のワイヤレスインターネット閲覧 |
サイズ | 高さ:0.3~1.7 cm 幅:32.5 cm 奥行き:22.7 cm |
高さ:0.41~1.61 cm 幅:30.41 cm 奥行き:21.24 cm |
重量 | 1.35 kg | 1.29 kg |
カメラ | 720p FaceTime HDカメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
拡張性 | USB 3ポートx 2 Thunderbolt 2ポートx 1 SDXCカードスロット 3.5mmヘッドフォンジャック |
Thunderbolt 3ポートx 2 |
Wi-Fi | 802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/g/nに対応 | 802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/g/nに対応 |
Bluetooth | Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー | Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー |
こうやって比較すると、拡張性やバッテリー容量など2017年モデルの方が優れている部分もありますね。
必ずしも最新モデルを追い求めるのではなく、自分の使用目的に合ったパソコンを選ぶのが賢い消費者です。
今でも私は、2017年モデルのスペックに大満足しています。
あなたも是非Macワールドへ
デメリット残念ポイントを正直に告白
とは言え、旧モデルを購入して残念に思ったことが1つだけあります。
「Sidecar」とは、Apple社製タブレットiPadを外付けディスプレイとして使う機能のこと。
Apple製品大好きの私は、もちろんiPadも既に所有済。
Sidecar機能搭載のOSバージョンアップを楽しみにしていたのですが、対応機種は2018年以降のモデルでした。
残念ながら、悔しさ満載のギリギリアウトです。
旧モデルを購入する際は、このように最新バージョンアップの対象外になる可能性があることを認識しておく必要がありますね。
ちなみに私の場合、何とかiPadを外部モニターに出来ないものかと、ネットで裏ワザを検索しましたが、結局あきらめてパソコン用モニターを購入しました。
iPadより広く大きい画面で快適なパソコン環境を実現しております。
負け惜しみじゃないですよ。(笑)
メリット使って実感する素晴らしさ
iPhoneは持っているけどパソコンはWindowsと言う人、私の友人にも結構います。
理由は、会社のパソコンがWindowsだから。
Macはマニア向けってイメージ。
私はそんなに詳しくないので、みんなが使っているWindowsです。
こんな理由が多いです。
会社で終わらなかった仕事は家に持ち帰り、自分のパソコンで続きをやる
という仕事スタイルは過去の話。
セキュリティの観点からも、会社の仕事は会社のパソコンでやる時代。
プライベートのパソコンを会社に合わせる必要はありません。
仕事を離れたオフの時間では、自分が心地良いと感じるパソコンを使うのが1番です。
パソコンを開けば仕事とは別の世界が待っている、「持てばわかるMacの魅力」。
Macユーザーの私が、MacBookAirを選んで本当に良かったと思う点をご紹介しましょう。
MacBookAirは美しいデザインのパソコンです。
美しさはスペックです。
持っているだけでテンションアゲアゲ、カフェに行ってもカバンから取り出して、開いてリンゴマークを光らせたくなります。
光るリンゴは自分では見えませんが、自分の目に映る範囲でも美しい曲線はまさに芸術品の領域。
キーボードのバックライトもカッコイイです。
私は夜にパソコン作業をする時、ワザと部屋の照明を落とし、カッコイイバックライトでテンションを上げて記事作成する時があります。
目に映るものが美しいって、人生を豊かに過ごすためにも本当に大事ですね。
外出時にiPhoneで撮影した写真、検索で気になった記事などをパソコンで管理したい場合、iPhoneからMacBookAirへの転送はスマホのボタン1つで簡単かつスピーディに完了。
さすがはApple製品、連携は素晴らしいです。
また、AppleWatchを装着していると、MacBookAirへパスワード入力する必要がありません。
Apple製品間の相性の良さ、Appleのワナにハマっていく理由がここにあります。
まぁ、みんな喜んでハマっているんですけどね。
つまり、ソフトは常に最新機能を楽しめるのもMacの魅力。
厳選された美しいデザインは、最新機種でもほぼ変更がないので、使用しているソフトの処理能力に問題がなければ常に最新版を持っている感覚になります。
この優しさもMacファンを離さない理由ですね。
故障は突然やってきて、一切操作不能に。
泣きたくても泣けない、パソコンの故障は本当に悲しく困った状態に落とし入れてくれます。
一方、Apple社製のMac、ラッキーなことに一度も故障トラブルにあったことが有りません。
私の愛パソコンMacBookAirは、Macにしてから3台目のパソコン、もちろん毎日元気に活躍中です。
過去のお世話になった2台とも交換時に故障がなかったので下取りが成立、キャッシュバックで最後まで活躍してくれました。
スマホにタブレット、スマートウォッチに至るまで多くのApple社製品を何世代も使用しておりますが、故障トラブルは一度も有りません。
故障しにくいパソコン、安心の信頼性もスペックですね。
まとめ
今回は、私がこの記事の執筆にも使っているApple社製MacBookAir2017年モデルについてご紹介しました。
美しいMacBookAirの外観は見ているだけ、持っているだけでもテンションアゲアゲです。
カフェへ行けば、ついつい開きたくなるノートパソコン、毎日気分良く記事執筆できるのはMacBookAirのおかげです。
機種を選ぶ時は必ずしも最新モデルがベストではなく、あなたの用途を考えて旧モデルも視野に入れお得にパソコンを選んで欲しいと思います。
おすすめは何と言っても「MacBookAir」です。
あなたも是非Macワールドへ来て、美しさがスペックになることを実感して下さいね。
私はこれからもずっとMacとともに歩んでいきます。