私が今使っているノートパソコンに出会ったのは、私が大学生の時。
だから、今からおよそ5年前。
当時の私は卒業論文を控え、大学にノートパソコンを持っていくこともしばしば。
けれど、大学入学時に買ってもらったノートパソコンは、運動とは無縁の非力な私には重たすぎました。
それもそのはず。
当時使っていたノートパソコンは重量が3kg以上ありました。
1.5Lのペットボトルを2本。
さらに教科書や参考書も一緒に入れたバッグを肩にかけて、満員電車に乗っていたのだから、おそらく総重量は5kgを超えていたでしょう。今思い返しても大変な日々でした。
なので、使っていたノートパソコンにもそれなりに思い入れはあったものの、これから毎日のように持ち歩くには肩への負担がすさまじく、堪えられないと白旗を上げた私は、正直に胸の内を母に告白することにしました。
今のパソコンでは重すぎる。
今までは、持ち運ぶ頻度も少なかったからこのパソコンで十分だったけれど、これから毎日このパソコンを担いで大学に通うのは、到底できそうにない。
どうか、持ち運び用の薄くて軽いノートパソコンを買ってもらえないだろうか。
はじめは、今のノートパソコンで十分だと納得していない様子の母でしたが、実際にその重たいノートパソコンをバッグに忍ばせて会社と自宅を往復すると、すぐに考えを改めてくれ、軽いノートパソコンを買ってもらえることに。
喜びのあまり居ても立っても居られなかった私は、すぐに母を連れ、家電量販店に向かいました。
家電量販店につくなり私は、すぐに店員さんを捕まえ、こう聞いていました。
1番薄くて軽いノートパソコンはどこですか。
店員さんがおすすめしてくれたノートパソコンが、今の私の相棒。
NECのLaVieシリーズPC-LZ550TSBとの出会いはここから始まりました。
PC-LZ550TSBお気に入りポイント
店内のノートパソコンの多くが2kgを超える中、このPC-LZ550TSBの重量は、たったの875g。これは当時の世界最軽量。(参考:https://www.google.co.jp/amp/s/www.itmedia.co.jp/pcuser/amp/1207/03/news023.html)
余談ですが、リンゴの重さが約300gらしいので、体重リンゴ3個分のキティちゃんよりも軽いノートパソコンということになります。
また、特にメーカーのこだわりはなかったものの、それまで使っていたノートパソコンとメーカーが同じNECだったこと。
重さが世界最軽量(当時)だったこと。
この2点が決め手となり、即購入。
といっても、母に購入してもらったので、店頭での価格は覚えていませんが。
先ほどURLを載せたサイトの情報によると、オープン価格は135,000円だったようですね。
使い始めて真っ先に感じたのは、重さの感じ方が全く違うということ。
それまで使っていたノートパソコンが3kg以上だったので、当たり前といえば当たり前なのだけれど、875gのPC-LZ550TSBはノートパソコンを持ち歩いているということを忘れてしまうくらいの軽さ。
教科書や参考書より軽いのではと何度思ったことか。
また軽いだけでなく、折りたたんだ状態で1.5㎝以下とこれまた極薄。
教科書や参考書よりも圧倒的に薄かった記憶があります。
A4サイズが入るバッグに入れても、厚さで他の荷物を圧迫しないところが本当に素晴らしい。
ちなみに、バッグに入れるとこんな感じ。
わかりにくいかもしれませんが、真ん中に入っている黒いのがPC-LZ550TSB。
当時からこんな風に、バッグの仕切りとしても地味に活躍してくれています。
ちなみにPC-LZ550TSBの厚さは、調べてみてもわからなかったので、実際に定規で測ってみました。
けれど、これだけ軽くて薄いのは、機能を最低限にそぎ落とした結果。
もちろんタッチパネルなどの、便利機能はありません。
だって、Officeさえ使えれば、私にはそれで十分なのだから。
軽さの代償、ちょっぴり残念ポイント
先ほど述べた通り、PC-LZ550TSBが世界最軽量(当時)を誇れるのは、余計な機能をそぎ落とし、可能な限りシンプルな機能のみを残した結果。
当然、容量はかなり少なめの4GB。
iphoneでも一番容量が低いもので8GBなので、その半分しかありません。
なので、iTunesの同期データやら、映像ファイルや音楽ファイルやら、ちょっと本体に保存しただけで、すぐメモリー不足になってしまいます。
必然的にUSBメモリーは欠かせません。
けれど、USBポートは2つしかないので、USBメモリーとマウスでもういっぱい。
iphoneを充電するためのUSBポートの余裕なんてありません。
また、ディスクドライブも内蔵されていないので、データの読み込み等をしたいときは、外付けのディスクドライブを接続しなければいけないのですが、ここでまたUSBポートの不足問題が。
軽量化の代償とはいえ、地味に不便。
そこで、マウスをBluetoothのものに変えてみたけれど、なんだか動きが悪く、結局USBのワイヤレスマウスに戻ってしまいました。
なので、USBハブを使いUSBポートを増やすことに。
この方法が上手くいったので、CDなどのデータを読み込むときは、USBハブも必須。
このように、PC-LZ550TSBの機能は本当にシンプルなもので、外付けハードが必要になる事も多いのが少し残念ポイント。
しかし、必要な外付けハードをすべて持ち歩いても、1kg未満と軽く、本体が薄いのでバッグの中を圧迫しないので、残念ポイントも気になりません。
だってノートパソコンは持ち運ぶためのものですから。
機能や性能、メモリーの多さを重視したいのであれば、デスクトップを購入すればいいのです。
これからも、薄くて軽い相棒と一緒にいろんな場所で作業したいと思います。
持ち歩くなら、とにかく薄くて軽い、絶対超軽量ノートパソコンですよ!