私の愛用しているパソコンはDellの「Vostro(ボストロ)3250」、息子のお下がりです。
ちょうど1年前、当時大学院生だった息子は九州から四国まで、デスクトップ型パソコンをリュックに入れてエッチラオッチラ持ってきてくれました。
それまでかなり状態の悪いノートパソコンを我慢して使っていたので、このボストロ君が家に来てくれた時、それはもう嬉しくて。
今度こそ、「むちゃをせず大切に使おう」と心に決めました。
結局、その固い決意もわずか数か月でもろくも崩れ去り、過酷な労働を強いることになるのですが。
今回は、ボストロ君に対する深い反省と大きな感謝の気持ちをこめて、この1年間を振り返ってみることにしました。
Dell、Vostro3250との出会い
以前使っていたノートパソコンは、それはひどい状態でした。
まずキーボードが壊れ、たまたま家にあった外付けのキーボードをつないで使っていました。
その後ディスプレイも壊れ、さすがに買いなおそうかと思ったのですが、思うところがありモニタだけ買うことに。
ノートパソコンなのに、キーボードとモニタが外付け?!
それは見るも無残な、人様にはとてもお見せできない風貌でした。
実は、我が家はずっとノートパソコンだったのですが、使うのはいつもパソコン用テーブル。
ほとんど動かしたことがありませんでした。
ある時ふと「ノートパソコンの意味ないよね」と思ったのが、デスクトップ型デビューのきっかけ。
それに故障した時、キーボードやモニタが独立していると経済的だと思ったのです。
壊れたノートパソコンも捨てられない性格だものね
たまたま息子が「今のデスクトップ型パソコン、研究にはスペック不足で」とつぶやいたので渡りに船。
「新しいのを買ってあげるから、それちょーだい♪」となったのです。
では、期待のボストロ君がどれほど有能かをお伝えしていきましょう。
ボストロ君の使い勝手は?
まず、デスクトップ型の良かった点からお伝えします。
デスクトップ型はとにかく快適
デスクトップ型はとにかく快適でした。
まず、キーボードに手を伸ばさなくていいので姿勢がラク。
スライド式のキーボードテーブルを使うと、手の位置が限りなく身体に近くなるのです。
前傾姿勢にならないので、長時間使った時の疲労感はもう雲泥の差。
そしてモニタをテーブルの一番奥に置くと、老眼の進んだ私の目に優しいことと言ったら!
遠くは余裕で見えるんです
モニタはノートパソコンに比べたらかなり大きい物を選択できるので、いくつもの画面を同時に開いて見ることが可能。
慣れたらノートパソコンには戻れません。
次はイケてるボストロ君がどんな子かをご紹介します。
Dell、Vostro3250の特徴
今回調べてみて初めて知ったのですが、Dellのボストロ君は法人用として発売されている物でした。
ボストロ君こと、Dell、Vostro3250の特徴は
- Corei5を搭載している割にコストパフォーマンスがよい
- 「スモールデスクトップ型」なので省スペース、机の上にでも置ける
- 光学ドライブ搭載
購入価格は不明ですが、当時おそらく5万円くらいだったと思います。
インテルのCorei5を搭載しているので動きが良い、わりに低価格です。
同じシリーズのミニタワー型と比べると、このボストロ君、拡張性は劣るのですが高さ・横幅ともにかなりコンパクト。
置き場所に困らないのが助かります。
光学ドライブも搭載しているので、CDやDVD使用時にも便利。
使い始めて感じたのはとにかく静か。
前の古いノートパソコンは常に「ブォンブォン」と大きなうなり声をあげていましたが、ボストロ君は見た目も使い勝手もとにかく「スマート」な印象です。
カッコよくって優秀、ボストロ君はメッチャいい子ね
なのに持ち主は信じられないブラックな奴で、過酷な要求を重ね、悲鳴をあげても無視!という有り様。
そしてとうとう彼は反撃に出たのです。
ブラックな労働環境ついに彼は怒った!
そのひどい持ち主であるアラフィフの女、つまり私は「ブォンブォン」と文句も言わない、おとなしいボストロ君にさまざまなことを要求しました。
思い返せば、前のノートパソコンの時もそう。
windowsのユーザーカウントを家族4人分作り、それぞれが別のiTunesを使い、別々の大量のミュージックデータを保存していました。
10年も前のノートパソコンになんてむちゃなことをしたのでしょう。
「ブォンブォン」うなって当然です。
そこはしっかり反省して、ボストロ君にiTunesを入れるのは諦めました。
音楽はスマホのアプリで事足りていたからでしょ
windowsのユーザーアカウントも私ひとりに。
でも悪い癖はそう簡単に治るものではありません。
「iTunesなし、アカウントは私だけ」の事実にあぐらをかいて、エバーノートアプリ、LINE、YouTubeその他もろもろを常時、同時に稼働するという、無謀さ。
その上、パソコンで仕事を始めたのをきっかけに、仮想デスクトップも利用し始めました。
これで仕事用とプライベート用を快適に使い分けようという魂胆。
この頃からです。
ボストロ君の動作がのらりくらりと遅くなってきたのは。
それでも、まだ静かに我慢してくれているのをいいことに、マインドマップソフトを新たに使い始めた数日後、とうとう彼の怒りは爆発しました。
それも静かに。
パタリとフリーズした後、作業中のデータは全部とんでしまいました。
し、仕事のデータが!!
仕事で記事を書いていた私はもう大パニック。
幸いワードは自動保存機能があることがわかり、損失は最小限ですんだのですが、問題はマインドマップ。
大量に書き込んだデータとは、二度とお目にかかることができませんでした。
万が一に備えて、時々上書き保存するのは常識です。
はい・・・(涙)
その後「ボストロ君はどんなに辛くとも静かな子」なのだとさすがのブラック持ち主も反省し、ちょっとでもおかしな素振りを見せたらすぐ再起動するようになりました。
え?再起動するだけ?
反逆のその後
その後、どうもYouTubeの倍速再生を長時間した後に、よく不具合が起こることがわかりました。
だから、家事をしながらBluetoothイヤホンを耳に、YouTubeを倍速再生で聞き流しながら、エバーノートのレシピで料理をし、LINEで家族と連絡をとる生活を改め・・・ることはまだできていません。
・・・・・。
でも、大事な仕事のデータはマメに保存するようになりました。
不穏な動作を見せたら即、再起動。
そしてシステムクリーナーソフトを使って時々データのお掃除をしています。
スマホを使ったらいいのだろうけど、画面が小さくて老眼には厳しいんですよね。
ついボストロ君を頼りにしてしまいます。
実は、、、今も頻繁にカーソルが消えます。
・・・・・。
そんな時はゆっくり5つ数えたら、彼は必ず戻ってきてくれます。
以前のようにマウスをクリックしまくることはもうしません。
だからどうか、ブラックな労働環境だけど我慢してね。
次にいつも頑張っているボストロ君のスペックなどを披露します。
Dell、Vostro3250の仕様
前面に電源ボタン・USB3.0端子2基・ヘッドセット端子・光学ドライブ・SDカードリーダーが配置されています。
前面下部には赤色が透けて見える通気口がスタイリッシュ。
背面は音声入出力端子とUSB2.0端子4基・有線LAN端子・ディスプレイ用端子としてVGAとHDMI端子、といったところでデスクトップ型にしては必要最低限となっています。
使っていて感じるのは、背面にもUSB3.0端子があるとなお嬉しい。
前面だけだと、うっかりぶつかって破損してしまいそうになるからです。
グニャリと先が曲がったUSB、これどうしたの?
ごめんなさい、犯人は私です。
でも、見た目なかなかシンプルでかっこいいでしょ?
ボストロ君こと、DellVostro3250のスペックは以下の通りです。
OS | windows8.1(64bit) |
CPU | Intel-Corei5-6400 |
メモリ | 4GB-DDR3L-1600MHz(4GBx1) |
ストレージ | 500GBHDD(SATA/7200RPM) |
グラフィックス | IntelHDグラフィックス530 |
質量その他 | 3.17kg、光学ドライブ内蔵 |
能力的には「頭はそこそこいいけどキャパが少なめ」という感じでしょうか。
実は有能なのに、「大量の無理難題」を押し付けていつもごめんなさい。
私の使い方がムチャクチャだったのです。
あなたは通常の使い方をするには十分すぎるほど優秀なのだから。
また、最新型の彼にご興味ある方は「DellVostro3200シリーズスモールデスクトップ」が各種出ていますので、DELLのホームページからご覧になってみてください。
まとめ
実は自宅でパソコンを使う仕事を始めてから、またノートパソコンの良さも見えてきました。
パソコンをちょくちょく覗きながら家事をしたいので、どうしてもリビングの邪魔な場所をパソコンデスクが陣取ることになるのです。
家族が楽しく会話したり、テレビを見たりしている時は仕事になりません。
別の部屋にパソコンを持って行けたら・・・と思うことが増えました。
オシャレなカフェで、ノートパソコンを広げて仕事をするのも憧れます。
アラフィフのおばちゃんには似合いませんが。
そんなことを考えつつ、最近は息子が持っているかなり高スペックな「デスクトップ型パソコン」と「ノートパソコン」を密かに狙っています。
高スペックなら、どっちでもいいよ♪