ビーーーーー!!
PCゲームのプレイ中に、突然けたたましい音が鳴りだした先代PC。
「は?」となった私はあわてて再起動。
ひとまずは無事に使用できましたが、この時から少しずつ調子を崩していきました。
私が買い替えを意識したのはこの時、約2年前です。
完全に起動しなくなる前に移行したかった私は、車で1時間ほどかかるPCショップへ。
いいものがあれば決めてしまうつもりでした。
そこで出会ったのが現在の私のパートナー、マウスコンピューターの「ZA-NI67G95W1H16D」です。
なんとなく惹かれた私は、このPCを中心にショップ店員さんにいろいろ相談しました。
他のPCとの比較、性能、カスタマイズ、そして何より重要だったのは、私が遊んでいたゲームが動くか。
私の求める条件をクリアしたPCは他にもありましたが、結局最初のインスピレーションに従い、このPCを買うことに決めました。
残念ながらその場で持ち帰ることはできず、納品は確か2,3日後だったと思います。
納品日の私はいてもたってもいられなかったので、仕事を無理やり定時退社。
閉店時間ギリギリだったこともあり、高速道路を使って買いに行きました。
今考えるとやりすぎだった気がします(笑)
そして、そこまで恋焦がれた新しいパートナーとの生活が始まりました。
PC選びのこだわり
ゲームを遊びたかった私が求めるPCは、やはりそこそこのスペックが必要でした。
とはいえ、上ばかり見ていたらカリン塔のごとくテッペンが見えないので、最低限求めたのは以下の7つ。
- メーカー
- CPU
- メモリ
- グラフィックボード
- ストレージ
- フルキーボード
- Microsoft Excel
今考えると7つってなかなか多いですね。
サクッとみていきます。
メーカーは1社狙い撃ち
まずメーカーですが、マウスコンピューター以外の選択肢はありませんでした。
私のPC歴はそれなりにあって、Windows95の時代までさかのぼります。
一番最初に買ったPCのメーカーは富士通で、それからNECや東芝、SONYなどいろいろ買ってきましたが、どうにも相性が悪く、長持ちしませんでした。
ところが、BTOパソコンの存在を知り、マウスコンピューターを買ってからすぐに壊れることはなくなったのです。
それからはずっとマウスコンピューターを使っています。
「ベルサイユのばら」のアンドレぐらい一途です。
当時トップクラスのCPU
CPUはPCの頭脳と例えられる大事なパーツのひとつ。
ゲームをするうえでも、欠かせません。
当時のゲームの多くは、推奨スペックがクアッドコアでした。
私が当時遊んでいたゲームは、モンスターハンターフロンティアやドラクエ10。
これらも確かクアッドコアが推奨されていたと思います。
6とか8コアにすればいいのに。
今ならそういう選択肢もありますが、当時はクアッドコアが主流で、6コアや8コアはまだ販売されていなかったと思います。
あるいは、販売されていたとしても高額だったはず。
PCを買う目的がゲームだったため、高性能なCPUはマストでした。
メモリは純正のまま
メモリもCPUとほぼ同じ理由でマスト。
16GBまで増設できたのですが、当時そこまでの必要性を感じなかったので、純正の8GBのまま。
今考えれば増設しておけばよかったです。
美麗な映像はグラフィックボードから
PCでゲームをするならグラフィックボードも外せない要素のひとつ。
しかし、グラフィックボードに関する知識はあまりなかったので、ほとんどショップの店員さんにおまかせ状態。
やりたいゲームを伝え、快適にプレイできるグラフィックボードを確認してもらいました。
SSDストレージで高速体験
それまでストレージはHDDのPCしか使ったことがありませんでした。
ちょうどSSDが主流になり始めたころで、まだ高価だったからです。
SSDに換えたらHDDには2度と戻れないよ!
友人からこんな話を聞いていましたので、快適そうな環境が本当にうらやましかったです。
買い替える際には、SSDにしようと強く心に決めていました。
フルキーボードは拡張の必要なし
こちらは私の小さなこだわり。
ここでいうフルキーボードとは、テンキー付きのキーボードのことです。
私はゲームのデータをExcelでまとめるのが好きなので、テンキーは必須でした。
外付けのテンキーを買うことも考えましたが、机の上にあまり物を増やしたくなかったのでやめました。
本体サイズはどうしても大きくなってしまうので、それがネックと言えばネック。
それでも、絶対に外せない条件でした。
表計算はやっぱりMicrosoft Excel
データをまとめるためにExcelは必須。
フリーの表計算ソフトでもよかったのですが、やはり慣れ親しんだMicrosoft製が欲しかったのでこちらも条件に挙げました。
ただ、Microsoft製のオフィスソフトは非常に高価。
当時はWordに必要性を感じなかったので、ダウンロード版のExcelを買いました。
文章を書く機会が増えた今、Wordを買わなかったことをひどく後悔しています。
PCショップの店員さんと話をして、私の条件を満たしてくれるすばらしいPCが見つかりました。
当時ではそこそこなスペックだった私のパートナーを見てみましょう。
満足度バツグンの基本スペック
それでは、私の買ったPCのスペックをご紹介。
今となっては古い型なので、簡単なスペックのみになります。
モデル | G-TUNE |
型番 | ZA-NI67G95W1H16D |
OS | Windows10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-6700HQ プロセッサー |
グラフィックボード | GeForce GTX950M |
メモリ | 8GB |
ハードディスク | 1TB |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
カードリーダー | マルチカードリーダー |
電源 | リチウムイオン |
重量 | 3kg |
ストレージは純正だとHDD1TBですが、SSD500GBに換えています。
予算の関係でSSDは500GBに断念。
容量が足りるか不安でしたが、もともと動画とか重いファイルは保存しないので十分でした。
現在でも空き容量たっぷりです。
次に、外観を見てみましょう。
右側面にはUSBポートが2つとブルーレイディスクドライブ、あとはイヤホンとマイクのジャックが搭載されています。
私はこちらのUSBポートにマウスなど無線機器のレシーバーを2つ差していて、これはほぼ固定です。
左側面にはUSBポート2つとLANケーブル差込口、HDMIとD-Sub端子が搭載されています。
こちらは使わないことが多いです。
ただ、USBポートは多くて困るものではないので、空きポートがあるに越したことはないと思います。
前面にはカードリーダーが1つ。
データの移動にはクラウドストレージを使うことが多いので、こちらもあまり使いません。
さて、価格ですが、全部コミコミで約21万円。
高かった。
これほどまでにこだわった高額なPC。
失敗なんてするはずがないと思っていました、その時は。
失敗の原因は根本にあった!?
悩みに悩んで、こだわったPC選び。
それでもやっぱり失敗したことはあります。
このPCを買ってから、なんとゲームをしなくなりました。
根本から、ちゃぶ台のごとくひっくり返ったのです。
なんのためのゲーミングPCなのか。
PCに問題があったわけではなく、仕事が急激に忙しくなったのが原因です。
それまでは定時退社できていたのですが、5時間くらいの残業が当たり前になりました。
もうゲームどころじゃありません。
設定すら面倒でやってなかったです。
さらに、大きさと重さもネックでした。
もともと持ち運ぶ予定はあまりなかったのですが、いざ持ち運ぶ機会がおとずれるとバッグには入らないし、重いしで大変。
わざわざ大きめのバッグを買ったほどです。
それでも3kgもありますから、とても手軽とは言えない重さで、肩や腕がちぎれるんじゃないかといつも思っていました。
本来の用途で使用しなかった、という大失敗をしてしまった私。
でも、このPCがまったく活躍しなかったかというと、決してそんなことはありません。
失敗をものともしないグッドポイント
私がこのPCで1番気に入っているのは、やはり動作が軽いところです。
それまで使ってきた歴代のPCとは、比較にならないレベルで快適でした。
スペックの重要性を改めて認識させられましたね。
それまではHDDと4MBのメモリだったので、違いは歴然。
三輪車とF1車くらいの差を感じました。
また、ゲームこそしなかったものの、一般的なWEBブラウジングや動画再生はなんのストレスも感じません。
さらに、今では文章を書くこともサクサクできて、本当に助かっています。
私の現在の使用用途では少しオーバースペックかもしれませんが、21万円使ったことにまったく後悔していません。
本当に選んでよかったと思います。
まとめ
ゲーミングPCのレビューなのに、ゲームに関して書けませんでした。
それこそが、私がこのPCを使いこなせていない証拠ですね。
しかし、このPCを使い続けて失敗したことはあっても、不満はほとんどありません。
一般的なPCは長く使えば処理速度が低下するなど、不具合が発生しがち。
しかし、このPCでは今までそんなことを感じたこともなく、とても快適です。
ただ、最近は携帯性に不便さを感じるようになってきました。
それはPCを使って仕事をする機会が増え、たまには外出先で作業したいと思うようになったから。
そのためにはこのPCは大きすぎるため、少し厳しいです。
なので、実は買い替えを考えています。
求めるPCは高スペックで薄型軽量のもの。
現在、候補にあがっているのは「Mac Book Pro」です。
一途とは何だったのか。
しかし、価格はこのPCよりさらに高くなってしまいそうです。
ただ、お金がないので、まだまだ先の話。
それまでは引き続きこのPCに活躍してもらいます。
だって、私にはもったいないくらいの優秀なパートナーですから。
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