私は約4年半前、結婚して新居に引っ越しました。
それまでは、実家の自分の部屋にデスクトップパソコンを置いて使っていました。
引っ越しから3ヶ月後の2015年3月、やっぱりノートパソコンはいるでしょ、と思い立ち、白物家電などを買いそろえた家電量販店へ、いざパソコンを買おうと乗り込みました。
私がまず、店員さんに言ったことは、
「この中で一番おすすめはなんですか。」
すかさず、店員さんは「これです。」と一台のノートパソコンを差しました。
私もすかさず「じゃあ、それください。」
こうして、いま愛用中のノートパソコン、GatewayのNE572-N74D/F2は我が家へやってくることになりました。
なぜ即決できたのか
実は、私が即決した大きな理由は、このノートパソコンのお値段です。
なんと税込み47,256円という破格のお値段だったのです。
もちろん新品です。
そんな激安なのに、CPUはCOREi7、実装RAMは4GB、HDDは500GBでした。
なんで激安だったのかというと、このノートパソコンは2014年製、いわば型落ちだったからです。
店員さんは、翌月に新モデルが出る前に売ってしまいたかったのです。
そして、時は3月。
小売業では一般的に決算月で、売り手は売れるものは売ってしまいたい月になります。
だから、多くのものがお買い得価格になっていることが多いのです。
NE572-N74D/F2のHDD容量は500GB。
5年前のノートパソコンはHDD500GBが主流でした。
ところが2015年ごろからノートパソコンにもSSDが搭載されるようになってきました。
そう、繰り返しますが、このノートパソコンを買ったのは2015年3月。
こうして調べていて、なぜこんなに激安だったのか改めて知ることになりました。
そりゃ売れませんよね。
その頃売り出し始めた新モデルのノートパソコンに搭載されたSSDは、HDDより処理速度が速くて、衝撃に強くて、寿命が長くて、軽いんですもの。
そりゃ、HDDのノートパソコンを早く売りさばいてしまいたいわけです。
私は、そんな事情は知る由もありませんでした。
とにかくコスパが良かったので即決しました。
当時、COREi7のノートパソコンは、HDDの容量にもよりますが、だいたい10万円前後でした。
正直、この価格でCOREi7のパソコンが手に入ることは珍しいので、今でも良い買い物をしたと思います。
NE572-N74D/F2はどんなもの?
実際、たくさんソフトを起動しても、クルクル円を描いて読み込み待ちという場面はほとんどなく、とても快適にサクサク動いてくれるので、使いやすいです。
そんなの、当たり前ですね。
COREi7のスペックなら画像処理や動画処理など重たい作業をするのに適したパソコンということになります。
そこまで本格的には使いこなせていないので、宝のもちぐされになってしまっているのが少しもったいない気がします。
おとずれたピンチ
実は、昨年の梅雨時に引っ越しをしました。
そしてノートパソコンはそれからひと夏、出窓に置かれたままになりました。
直射日光こそ当たらないものの、ものすごく酷暑の中、ノートパソコンを立ち上げることもしないまま長期間そのままの状態が続きました。
季節は過ぎて春先、やっと電源ボタンが押されました。
その頃には、時すでに遅し。
電源を入れたら、どうやら起動しようと動いてはいるけど、全くダメでした。
いろいろ調べて自分のできる限りを尽くしましたが、2度と立ち上がることはありませんでした。
諦めてノートパソコンを修理に出すことにしました。
ノートパソコンを診てくださったエンジニアさんには
「ハードディスクがダメになっているので、お取替えするしかないです、費用は35,000円です。」
と言われました。
COREi7と同等クラスのノートパソコンを新調することを考えたら、修理することをすすめられました。
かくして、ノートパソコンのハードディスクはまっさらになり、ついでに大切なデータもきれいにまっさらになり、私のもとに戻ってきました。
これからは、ノートパソコンを快適な室温の甘やかした環境に置いてあげよう、バックアップはしっかりしておこうと心に固く誓った出来事でした。
まとめ
私はこのノートパソコンを買ってから2つの大切なことに気が付きました。
私は3月にお店に行って手ごろなお値段でノートパソコンを手に入れることができました。
ですが、調べてみると、春夏モデルは12月半ばが、秋冬春モデルは6月下旬から7月初旬に底値になるため、お買い得です。
ノートパソコンを買おうと思ったら、時期を見計らってお店に行くと、お得に買えるということが1つ目です。
それから、故障前のHDDには、とっても大切なものがたくさん入っていました。
2つ目は後悔する前に定期的にパックアップを取っておくこと、またはオンラインで保存しておくことで消失を防げることです。
とても基本的なことですが、これを怠ったために、私は大変な目に遭いました。
ノートパソコンの寿命は5年と言いますし、そろそろいつまた何があってもいいように、しっかり対策しておきたいと思います。
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